第7回 鶴間Rカフェ「デジタル技術と人の関わりから考える健康づくり支援」を開催しました
2026年7月1日(水)に保健学類4号館の1階ホールにおいて、融合研究域融合科学系の金居 督之(かない まさし)准教授を講師に迎え、鶴間Rカフェを開催しました。
会のはじめには、リハビリテーション科学領域・理学療法科学講座の冨田 秀仁(とみた ひでひと)教授から、「最近、生成AIを使い始めて」と題した話題提供がありました。これまで自身を「アナログ人間」と考え、生成AIに対してもどちらかといえば否定的なイメージを持っていたものの、AIを活用している教員同士のやり取りをきっかけに、実際に使い始めたとのことでした。文献検索や情報整理などが飛躍的に効率化した経験が紹介され、参加者にとっても、生成AIとの関わり方をあらためて考える機会となりました。
続いて金居先生から、「デジタル技術と人の関わりから考える健康づくり支援」と題し、これまでの実務や研究経験の変遷をもとに、デジタル技術によって得られるデータをどのように健康づくり支援につなげていくかについて講演がありました。
講演では、身体活動量に関する研究、生活習慣病管理におけるデータ駆動型の支援、地域における健康づくりの実践などが紹介されました。ウェアラブルデバイスなどから得られる情報は、測定するだけでは十分ではなく、その結果を対象者や支援者に分かりやすく届け、日常生活の中で継続的な行動へと結び付けることが重要であると説明されました。
また、デジタル技術を効果的に活用するためには、対象者に直接関わる人の存在や、地域の活動との連携が欠かせないことが示されました。ウェアラブルデバイスを活用した研究は、理学療法や健康科学にとどまらず、さまざまな分野との共同研究へ発展する可能性があり、参加者からも今後の研究連携を期待する声が聞かれました。
金居先生は、毎週土曜日に開催されている「犀川パークラン」にもボランティアとして参加されています。講演後には、保健学系の教員からも「一緒に走ってみよう」との声も上がり、研究や教育の枠を越えた交流につながる和やかな会となりました。
今回のRカフェは、生成AIやウェアラブルデバイスといったデジタル技術を、単なる業務の効率化やデータ収集の手段としてではなく、人や地域との関わりの中でどのように生かしていくかを考える貴重な機会となりました。




