令和8年5月23日(土)輪島市にて「健康づくりのひろば」を開催しました
令和8年5月23日(土)に、保健学系教職員、保健学専攻の大学院学生、保健学類生及び能登里山里海未来創造センター教員の総勢11名が、輪島市のマリンタウン競技場内仮設団地集会所で「健康づくりのひろば」を開催しました。
「健康づくりのひろば」は、主に保健学系の医師・保健師・看護師・理学療法士の教員らが多職種チームを組み、学生と共に、健康相談・血圧測定・筋力測定・体組成測定・足浴・交流カフェ等を実施し、仮設団地やその周辺で生活をされている方々の心身の健康維持と交流促進を目的に、令和6年8月からこれまで月1回の頻度で継続的に開催をしています。
5月23日(土)には、主に40~80才代の方々が50名近く参加されました。
「健康づくりのひろば」の向かい側の集会所では、石川県立輪島高校の生徒のみなさんが、体操・アクセサリー作りのイベントを開催しており、「健康づくりのひろば」と併せて両方の参加を楽しまれている方も大勢いらっしゃいました。
「健康づくりのひろば」は、住民の方々の健康管理、こころのケアの場として、今後も毎月開催する予定です。
<参加した学生の感想の一部を紹介します>
〇磯田 沙枝さん(保健学類4年生)
集会所周辺の仮設住宅にお住まいの方だけでなく、少し離れた地域から参加される方や、今回初めて参加される方も多く、この活動が輪島市の住民の方々に徐々に浸透していることを実感しました。
また、住民の方々と関わる中で、誰かと話をする時間そのものが安心感につながっていることを感じ、継続的に交流できる場の重要性を学びました。
〇荒木 慶太さん(大学院保健学専攻博士前期課程1年)
今回初めて参加しました。私は体組成測定の担当でした。そこで地域住民の方と話してみて特に印象的だったことがあります。それは、震災をきっかけに食欲不振に陥り、低体重傾向になっている方が少なくなかったことです。震災は住環境などの物的被害だけではなく、トラウマや、それが起因となって健康状態にまで影響を及ぼすことを実感しました。心の傷は目に見えないので、このような支援活動を通して継続した精神的ケアが必要であると改めて感じました。
〇平野 初華さん(大学院保健学専攻博士前期課程1年)
被災から2年経過していることもあってか、復興が進んでいたり、住民の方の生活も以前より落ち着きを取り戻していたりする様子が感じられた。しかし、ふとした会話の中で、仮設住宅での生活に伴う転倒リスクや、2年前に被災の影響で一度仕事を失った経験についてのお話があり、表面的には生活が安定しているように見えても、被災による影響や不安は現在も生活の中に残り続けているのだと感じた。
〇吉田 詩衣菜さん(大学院保健学専攻博士前期課程2年)
今回初めて参加し、被災地の仮設住宅に伺ったのも初めてだったため、そこで生活する方々の雰囲気や思いを、短い時間だったが、感じ取ることができて良かったと思う。健康づくりひろばには、毎月来ていただき、スタッフのことを覚えている方がほとんどで、測定した数値の比較や、最近の出来事などを話しており、顔見知りのスタッフがいることは、安心感につながるということも実感した。
また、これまで被災された方に直接支援ができなかったことに対して無力さや後悔を感じていましたが、今回ボランティアとして現地に行き、少しでも力になれたことで、その思いが報われたように感じた。
※学生のみなさんからの参加を随時募集しています!
興味のある方は、こちらのQRコードより申し込みください
<参加した学類生・大学院学生から、参加を検討されているみなさんへのメッセージ>
- ボランティア活動では、自ら考えて行動する力や、相手の立場に立って関わる力を養うことができ、自身の成長につながる貴重な経験になると思います。
また、住民の方々との関わりを通して、支援のやりがいや人とのつながりの大切さを実感することができます。参加者同士の交流も深まり、楽しく活動できるので、ぜひ参加してみてください。 - 参加するまではハードルが高いと感じますが、参加すると、先生方や一緒に参加したメンバーと和やかな雰囲気で楽しみながら活動できます。イベントに来てくださる方とお話しすることで、楽しさや嬉しさを感じるだけでなく、自分の知見が広がり、将来の学びや就職活動にも生きてくると思います。
- 実際に現地に足を運ぶことで、報道や写真だけでは分からない住民の方の生活や思いを知ることができました。現地でしか得られない気づきや経験が多くあると思うので、少しでも興味がある人はぜひ参加してみてほしいです。
【健康相談・血圧測定】 【下腿筋厚測定】
【体組成測定】 【足浴・フットケア】

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