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第8回 鶴間Rカフェを開催 ~鶴間Rカフェでつながる—研究の新たな交流の場~

8月5日(水)の鶴間Rカフェでは、転倒予防・身体拘束低減に向けた多職種連携の取り組みと、研究活動における生成AIの活用について、2名の先生からご紹介いただきました。

 

「多職種連携で実現する転倒予防と身体拘束低減:実践ガイドおよびプログラム開発」

金沢大学 能登里山里海未来創造センター
特任准教授 牧野 真弓 先生

高齢者ケアでは、安全を確保しながら、その人らしい活動や自立をどのように支えるかが重要な課題です。

牧野先生からは、身体拘束に頼らず転倒を予防し、高齢者の安全と活動を支えることを目指して取り組んできた一連の研究についてご紹介いただきました。

患者の視点に立った質的研究から、高齢者の一見「危険」とみえる行動が、実は回復に向けた挑戦でもあることを明らかにするとともに、熟練看護師の実践分析からは、「拘束が必要となる状況を作らない」ケアの特徴を示してきました。

さらに、身体拘束回避型転倒予防ケア行動評価尺度(FCBE)の開発、全国調査、スコーピングレビューなどを通じて、身体拘束の低減には個々の医療者の努力だけでなく、教育体制や環境整備、多職種連携、心理的安全性を備えた組織づくりが重要であることが示されました。

現在は、これまでの研究成果と転倒予防実践ガイドを基盤として、多職種連携による身体拘束低減プログラムの開発と、実際の医療・ケア現場への実装に取り組まれています。

 

「私のAIの使い方の工夫」

金沢大学 医薬保健研究域保健学系 看護科学領域 健康発達看護学講座
助教 髙橋 裕太朗 先生

髙橋先生からは、研究や日々の業務の中で生成AIをどのように活用しているか、ご自身の経験を交えてご紹介いただきました。

以前のRカフェで生成AIが紹介されたことをきっかけにAIを使い始め、試行錯誤しながら研究活動にも取り入れるようになったとのことです。その活用は、情報整理や文章作成の支援だけでなく、英語論文の執筆にもつながったことが紹介されました。

生成AIを特別な技術として捉えるのではなく、まず実際に使ってみて、自分の研究や業務に合った使い方を見つけていくことの大切さを共有していただきました。