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第4回 鶴間Rカフェを開催 ~鶴間Rカフェでつながる—研究の新たな交流の場~

2025年4月9日(水)、拡大会議終了後に保健学の教員が集まり、第4回「鶴間Rカフェ」が開催されました。

今回は講堂での開催となり、多くの教職員が参加しました。医療科学領域・病態検査学講座の田崎裕也助教と片桐孝和准教授から発表があり、いずれも最新の研究成果を含むものであり、基礎医学から臨床応用への可能性を含んだ議論が展開されました。

 

ABCC9病的バリアントに関する発表では、ゼブラフィッシュ胚を用いた心臓の機能解析の手法や病態生理との関連性について解説され、参加者からは遺伝子機能解析やモデル動物に関する活発な質疑が交わされました。

 

 

また、自己免疫性骨髄不全の診断についての発表では、希少疾患における診断プロセスの難しさや、診断マーカーに関する基本から最新の知見が共有され、臨床現場との接点についても意見交換が行われました。

 

Rカフェは、分野横断的な情報共有と自由な研究議論を促進することを目的とした取り組みです。今後も、研究者同士が気軽にアイディアを共有し、新たな連携や発想が生まれる場としての発展が期待されます。