金沢市の観光地におけるバリアフリー体験による実態調査
私たちが通う金沢大学のある金沢市は加賀百万石を代表する城下町であり,全国でも有数の歴史ある観光地が数多く存在します。そのため,観光客層も子供から高齢者までと幅広く,その中には車椅子使用者も含まれます。しかし,車椅子使用者の視点に立ち,観光地のバリアフリーについて調査した資料は少ないため,私たちは金沢市の代表的な観光地(兼六園・ひがし茶屋街・長町武家屋敷跡・尾山神社)のバリアフリー調査を始めました。実際に各観光地を車椅子で訪ね,私たちが作成したバリアフリーチェックリストを用いて評価を行いました。
その結果,いずれの観光地においても,バリアフリー化への取り組みが不十分であることが分かり,また,各観光地においてバリアフリー化への限界があることが明らかになりました。そこで,現段階では現状を変えることよりも,今ある環境の中での対応策を考えるべきであるという結論に至り,その結果,各観光地のバリアフリー上の問題点を情報公開することにし,その一つの方法としてバリアフリーマップの作成をおこないました。
バリアフリーマップには,各観光地を安全かつ快適に観光をするための情報(アクセス・坂・段差・通行不可区域・一般的な観光情報・その他注意点など)を記載し,車椅子使用者と健常者が共に観光を楽しむことを目的としています。以下にバリアフリーマップ(平成18年9月までの情報)を示します。
【参加学生】
相川美紗子 買田望 佐々木詩織 佐藤良子 松井美幸 溝口奈保子 山田早織
(医学部保健学科作業療法学専攻 4年)
【指導教官】
柴田克之(医学系研究科保健学専攻リハビリテーション科学領域 助教授)
【記号の説明】
【バリアフリーマップ】それぞれクリックで拡大します
| ■兼六園 | ■ひがし茶屋街 |
| ■長町武家屋敷跡 | ■尾山神社 |